暑さも和らいできましたが、年々夏の暑さは過酷になってきています。地球温暖化に歯止めがかかっていないことを感じます。それに加え、異常気象によって温暖な時期にも関わらず大粒の雹が降ったり、大型の台風に日本列島が直撃されることも多い夏でした。

ご存じのとおり、PCを含めた電子機器類にとって、水や雷サージ、停電は大敵です。自然災害などによって、PC内に保存されていた大切なデータが失われてしまった場合、当社では随時対応させていただいております。

万が一、自然災害の影響などでPCが壊れてしまっても、そのまま処分しないで下さい。PCの中には大切なデータが保存されたままです。PCが壊れていてもデータが取り出されてしまい、情報が漏洩する可能性は少なくありません。なるべくであれば、専門の業者に依頼して、記憶媒体レベルの処理を施してから処分するようにしましょう。

但し、データ消去の方法によっては、HDDが壊れてしまっている場合は対応できないケースもあります。データ消去ソフトを使っての消去はHDDが壊れている場合はできません。以下にデータ消去ソフトを使っての消去方法を簡単に図にまとめてみました。

データ消去ソフトを使ったデータ消去

専用のソフトを用いて全ての記憶領域に上書きをします。1TBでしたら、処理に160分ほどかかります。

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HDDは、磁気を利用してデータの書き込みを行っていますが、その性質を利用して強力な磁気のエネルギーで保存されているデータを破壊するのが、磁気消去法です。照射した磁気のエネルギーはHDD自体が持つ磁気にも影響を及ぼしますので、HDDの再利用はできません。磁気消去法を採用するメリットとしては、データ消去にかかる時間がさほどかからないということが挙げられます。

磁気消去装置を使ったデータ消去

HDDの記録面に保存されているデータに強力な磁力を浴びせてデータを消去。HDDの再利用はできません。

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当社では、NAS、サーバのデータ復旧も承っております。詳しくは、お問い合わせフォームからご連絡下さい。担当者がご連絡させていただきます。