防犯カメラ設置と犯罪の抑止力
日本全国で強盗・窃盗事件が相次いで発生していて、特に最近関東全域で頻発する強盗事件は 若者数名のグループで力が弱い年配者を狙って侵入し、暴力を加えて金品を強奪しようとする手口が共通しているため、同じ指示命令系統から発せられた指令に対してSNSの闇バイトで集められた若者が高額の日当と引き換えに実行役を請け負っているのではないかと言われています。
個人宅に押し入る場合、宅配業者を装って屋内に侵入する手口が使われるケースが多いようです。年配のご家族が留守宅を預かる場合は特に、宅配の荷物を受け取る場合でもドアチェーンをかけたままでドアをあけるなどのリスク管理が求められるかもしれません。
都内K市で暴行の末金品が奪われ、殺害された事件はあまりにも卑劣な犯行に憤りを覚えます。室内に防犯カメラがあったら…と思いましたが、実は室内に防犯カメラがあり、犯人グループによって破壊されていたようです。但しこのカメラは録画機能がないものでした。
続けざまに発生する年配者を狙った強盗事件が報道されるたびに、防犯カメラがあればある程度の犯罪の抑止力になるのではないかと思います。ネットワークカメラは主に企業や店舗、保育園や介護施設などの防犯や監視用に使われますが、最近では、家庭用として導入されるケースも少なくないようです。ネットワークカメラは、webカメラと違い、単独でIPアドレスが割り振られています。遠隔地でスマホなどで映像を確認したり、録画データを保存できます。また、顔認証機能があるタイプのものであれば、予め不審者を登録し、アラートを出すこともできます。
室外に設置するタイプの防犯カメラは、高額な価格のものが多いため、割安なダミーの防犯カメラを設置する家も少なくないようです。これは、ぱっと見は本物の防犯カメラとあまり違わないため、牽制効果は多少あるかもしれません。 但し、 プロの窃盗犯にはすぐに防犯カメラがダミーであることは見破られてしまうので、却って危険性が高まってしまう可能性もあります。ダミーの防犯カメラを設置している家は、それ以外の防犯対策やセキュリティシステムを導入していない家が多いため、ターゲットとして選ばれてしまう場合があるようです。
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