データ消去の必要性
故障して動かなくなったPCの中に顧客データや、株取り引きのデータ、口座番号やクレジットカード番号など、洩れては困る個人データが入っていることは、決して珍しいことではありません。
PCやHDD・SSDの廃棄や中古販売などを行う場合は、データを100%復旧されない状態になるまでデータの消去をする必要があります。 実際に近年廃棄したPCから取り出した記憶メディアのデータが復旧され、犯罪等に巻き込まれる事例が増加の一途を辿っています。 当社では長年のデータ復旧業務の経験から、幾つかあるデータ消去法のうち、「絶対」に確実な物理破壊方式をメインに据えたデータ消去サービスを行っております。 データを消去したり、フォーマットしただけでは、まだメディア内には取り出せてしまうデータがあります。データ消去ソフトも100%とは言い切れません。業者に依頼したからと安心していたら、なんとその会社で働いている人間がHDDを横流ししていたことで大量の個人情報が流出するなどの事件が後を絶ちません。
データ消去を依頼するなら、本当に信頼できる企業かどうか見きわめる必要があります。
PCに入っている情報
個人情報 | 氏名、住所、電話番号、性別、本籍、メールアドレス、勤務先、写真、銀行口座番号、クレジットカード情報、顧客情報、住所録 |
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ネット履歴 | 閲覧したページの履歴、各種アプリケーションのID、検索したキーワード、メールのやり取り、購入した商品、利用したサービスの履歴 |
こんな時に必要なデータ消去
- PCやHDD・SSDを中古販売
- PCやHDD・SSDを廃棄処分
- PCやHDD・SSDを譲渡
物理破砕方式について
社会が複雑化し、グローバル化する昨今、PCの記憶媒体を処分する際のセキュリテイの甘さをついた犯罪が増加しています。当社では、米国国立標準技術研究所(NIST)が発行するPC内外のデータ消去ガイドラインに準拠したデータ消去法を参考にしています。
一般的に、上書き消去法、磁気消去法、物理消去法の3つの消去法とも、正しい方法で厳密に行えばデータ消去のレベルに違いはなく、確実にデータの読み込みが不可能になります。それぞれの消去方式に得意なこと、不得意なことがありますので、状況や消去するデータの総容量などで消去方式を選んでいます。但し、企業様の膨大なデータ量の消去に関しては、時間やコストの面で物理破砕方式での消去をお奨めする割合が多いように感じています。
PCに搭載されている記憶媒体がHDDかSSDかでもデータ消去の方法は違ってきます。 磁気消去方式を使った消去ができないSSDにおいては、物理破壊方式を採用した場合でも、全てのチップを破壊しないと、残ったチップからデータにアクセスできる可能性が残ってしまいます。 当社ではその点も考慮し、SSDの場合はアメリカ国防総省でも使用されているSSD破砕機(DB-80SSD)を使用して穿孔破壊処理を施し二度と中のデータが取り出せないようにデータが入ったチップごと徹底的に破壊してしまいます。業界シェアを殆ど独占しているメディア破砕機によってデータは完全に消失します。
また、データ消去作業から、消去済みの媒体のご返送まで必ず複数名で行い、責任を持ってお客様のご安心につなげたいと考えています。プライバシーマークや国際標準規格であるISO27001情報セキュリティマネジメントシステムの監査を受け、一貫してITセキュリティの重要性を重んじたデータの取り扱いを徹底しており、データ消去証明書も発行しています。詳しいことはお気軽にお問い合わせ・ご相談下さい。まとまった数量の媒体のデータ消去、サーバのデータ消去のご相談もお受けしています。
セキュリティ
当社ではお客様の情報を適切に管理・保護することを重要な社会的責務と考え、セキュリティの強化に努めております。
ピーシーキッドの事業内容
ピーシーキッドは、データ復旧サービス、IT人材支援、フォレンジックサービス、ロボット開発など多岐にわたるPC関連サービスを展開しております。 詳しくは当社のコーポレートサイトをご覧ください。
ピーシーキッドのデータ復旧
ピーシーキッドは、データ復旧サービスを行っております。うっかり消してしまった、フォーマットしてしまった、PCが壊れてしまった場合でも大事なデータを取り出すことができます。 専用のWEBサイトからお申込みが可能です。