データの取り扱いについて
当社には公認不正検査士(CFE)が複数名在籍し、デジタルフォレンジック調査(社内不正調査)サービスを行っております。近年、世界的な情勢不安の影で、企業内でのインシデント事例が増加の一途を辿っているように感じています。
スマートフォン、タブレット使用の急拡大、テレワークの増加などにより、以前に比べると、ネットワーク犯罪やセキュリティに関するお問い合わせなども、データ復旧のお問い合わせと共に多くなっています。
以前ですと、インシデントに関するお問い合わせは企業内の管理部の方からいただくことが殆どでした。フリーでお仕事をされている個人事業主の方が増えていることもあり、企業様以外からのお問い合わせが増えています。(※当社のフォレンジックサービスは、法人様からの御依頼のみとなります。)
お客様とのヒアリングで痛感するのは、データの取り扱いに関して、我々専門業者からの注意喚起が足りていないなということです。一つでも多くのセキュリティ犯罪を防ぐために、なるべく多くの方に当社のデータ消去について書いたブログを読んでいただけたらと思い、月に1度のペースで継続してお知らせを続けています。
ご家族が亡くなり、使わなくなった遺品をまとめて買い取ってくれる業者に依頼したところ、業者がメンテナンスして販売したPCに入っていたHDDから悪意のある購入者によって親戚や友人知人のメールアドレスが取り出され、ウィルス付きのメールが送られるなどという可能性もあります。
データの取り扱いが杜撰だった場合、被害を被るのは本人自身だけではないのだということを肝に銘じて慎重に取り扱わなければいけません。
PCやタブレット、スマートフォンのデータの取り扱いについてのご相談は、お問い合わせフォームからどうぞ。